“望まない孤独”が強烈に可視化されたコロナ禍。現役大学生が考える「Z世代の絶望と希望」

 誰もが24時間365日無料でチャット相談ができる自殺防止の窓口「あなたのいばしょ」の設立など、政治を巻き込み“望まない孤独”の根絶に邁進する大空幸星。ホストやトー横など、フィールドワークと自身のアクションリサーチを基に「歌舞伎町の社会学」を研究する佐々木チワワ。

 Z世代の論客として注目される2人は、慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)という同じ学舎に所属する現役大学生だ。一見対照的に見えるが、ともに独自の姿勢で社会問題にコミットする者同士が見つめる若者世代の絶望と希望とは──?

「Z世代」の絶望と……希望

──佐々木さんは、大学入学以前から大空さんと面識があったとか。どんな出会いだったのですか?

佐々木:大空さんは私の前年の9月入学なので、半期先輩になります。高3の時、共通の友人を介して顔見知りになって、SFCのAO入試対策として面接や提出書類のアドバイスなどをしていただきました。対面で会うのは、その時以来ですよね?

大空:そうですね。ただ、同じ授業を履修しているから、僕はオンラインの画面越しとはいえ、結構最近も会っている感覚でしたよ。

佐々木:あー! あの政策の授業ですよね。大空さんは自分の活動を授業で発表していたので、その時に今こんなことやっているのかと衝撃を受けたのを覚えてます……。

──お二人は学業以外の活動も多いですから、オンライン授業はメリットのほうが大きいと感じますか?

佐々木:それは間違いないです。ただ、私は実家住まいなのでそこまで感じませんが、進学上京組を思うと、その孤独たるや……。学内外で確実に友達のいない学生が目立つようになっていると思います。

コロナ禍の2年間で24万件もの自殺相談が

大空:授業はオンラインで、サークルもバイトもできない。飲み会もない。友達や知り合いをつくりようがないですよね。僕たちが運営している「あなたのいばしょ」には、一日に約1200件、開設以来24万件以上の相談が寄せられているのですが、8割が高校生、大学生、専門学校生、院生を含む若者です。

人間関係を形成できていない1、2年生と3年生以上では体験していることが大きく違う。うちの窓口にも「何もしていなくても涙が出る」などの相談が毎日あります。学生のうつ病の増加が深刻だというデータは世界中で見られ、当然、自殺者数も増えています。

佐々木:歌舞伎町でキャッチにスカウトされてホストになったっていう地方出身の大学生に「仕事は楽しいの?」って聞いたら、「友達ができたから」って言うんです。ホストのコミュニティの居心地がよくて、稼げなくても楽しいって。

歌舞伎町は世間一般から見て特殊な場所だと思いますが、そこにしか居場所がない若者は、トー横キッズやぴえん系女子といったいわゆる「メンヘラ」や「病んでる」と言われる若者だけでなく、コロナ禍の2年間で急速に普通の学生にまで間口が広がった印象があります。オンライン授業を風俗の待機室で受けている大学生もいます。

健全な人間関係を形成できない苦しさ

大空:さすがに特異なケースだとは思いますが、大人や社会の都合で健全な人間関係を形成できない苦しさに、多くの若者が直面しています。

──大空さんの初の著書である『望まない孤独』には、両親の離婚やネグレクトといった自身の壮絶な実体験からNPO法人「あなたのいばしょ」設立に至った経緯、担当大臣が設置された孤独政策の現在地までが、詳細に書かれています。佐々木さんは、どんな感想を持ちましたか?

佐々木:すごく勉強になりました。自殺対策という個人で立ち向かうには大きな社会問題を、どうやって政治の場に持っていくのか。こうすれば社会を変えられるんだって希望を感じられるガイドブックだと思いました。最近は『朝まで生テレビ!』や『モニフラ』など、大空さんがメディアで活躍されているのもよく見聞きして、積極的に社会に発信する姿勢にも刺激を受けています。

セーフティネットとしての歌舞伎町

──大空さんは、『「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認』をどう読みましたか?

大空:歌舞伎町って、特殊というか、ある種ほかの地域と完全に“分断”されていますよね。うちに相談してくる若者の多くも「毒親」や「親ガチャ」という言葉に象徴される想像を絶する地獄みたいな家庭で育っていたり、現在進行形で性的搾取を受けたりして、とにかく居場所を求めている。

社会と分断され、どこに助けを求めていいのかわからないから、逃げ場として歌舞伎町にたどり着き、トラブルに巻き込まれたケースの相談も実際にあります。でも、分断されているからこそ、佐々木さん含め歌舞伎町の中にいる人たちはそうした問題を実感としてよくわかっているんだと感じました。

佐々木:そう思います。歌舞伎町って、お金さえあれば居場所をつくれますから。どんな仕事をしているかとか、どこから来たとか一切関係なく……。逆にお金がなければ、自分を消費材にして稼ぐ方法がいくらでもある街なので、刹那的に思考停止に陥って未成年でも売春や性風俗が選択肢になってしまいがちです。それはホストにも言えます。

15歳から歌舞伎町に通っていた私が言うのもなんですが、歌舞伎町に集う若者は、著しく低年齢化しています。ある種のセーフティネットとして機能してしまっていることも事実。特殊な場所ゆえに、行政や警察、NPOなどの支援団体も、どこか黙認している部分があると感じます。あと、残念ながら歌舞伎町が閉鎖的な社会になればなるほど儲かる人たちが出てくる。資本主義が進むと、こうなるのか……という変化をリアルタイムで見ている面白さもあるのですが、複雑です。

大空:歌舞伎町がセーフティネットになっている側面は、究極の問題ですよね。本当に居場所はそこでいいのか? ともすれば歌舞伎町の中だけで終わってしまう話を、この本がうまく外の世界に広げていると思う。特に佐々木さんが当事者として中から伝えていることに、価値があると思います。

佐々木:ありがとうございます。担当編集さんに怒られながら(笑)、頑張って書いて良かった……。

根本的な問題としてなんでこういう若者が生まれたのか?

大空:コロナ対策でも「夜の街」ってある種わかりやすいスケープゴートにされていましたよね。

佐々木:やっぱり歌舞伎町的な街や、カルチャーに対する世代間の認識の違い、断絶はあると思います。でも、価値観の違いってどうしようもないですよね。実は私も小学生の時、いじめられてると思い悩んだ時期があったんです。学校で配られた“ひとりで悩まずここに電話して”的なカードの番号に勇気を振り絞って電話したけど、古い価値観を押しつけられて理解してもらえないことのほうに傷ついたし、上の世代が助けたいと思ったとしても助けられない現実ってあると気がついた。

歌舞伎町に行ったこともない人が、「トー横ってバカなことやってるヤツらでしょ?」って上から目線で議論しても意味がないのと一緒で、根本的な問題としてなんでこういう若者が生まれたのか? という方向にアプローチしないといけないと、本を書いたことで気がついた部分もあります。

大空:対人支援とセーフティネットを普遍化させないといけないんですよ。歌舞伎町だから、特殊な人たちだからって縛っちゃいけない。「あなたのいばしょ」もスタートは“望まない孤独”という僕個人の主観的な問題。でもそれは「文学的な孤独を賛美する日本的な文化」や「自己責任」という形で矮小化されてきた社会的な問題で、コロナ禍という有事に、自殺者数という現実として強烈に可視化されたんです。

3/1発売の週刊SPA!のインタビュー連載『エッジな人々』から一部抜粋したものです。

【Chiwawa Sasaki】 ’00年生まれ、東京都出身。10代の頃から歌舞伎町に出入りをし、ホストクラブのあるビルの屋上で自殺を止めたことをきっかけに、「歌舞伎町の社会学」を研究。その傍らライター、コメンテーターとしてメディアでも活動。慶應義塾大学総合政策学部在学中

【Koki Ozora】 ’98年生まれ、愛媛県松山市出身。「信頼できる人に確実にアクセスできる社会の実現」と「望まない孤独」の根絶を目指すNPO法人あなたのいばしょ理事長。内閣官房孤独・孤立対策担当室HP企画委員会委員など。慶應義塾大学総合政策学部在学中

取材・文/仲田舞衣 撮影/尾藤能暢
―[インタビュー連載『エッジな人々』]―

最後に…

木村風俗太郎

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