日本を騒がせた吉川赳・衆議院議員の18歳女子大生との「パパ活飲酒」問題。週刊ポスト取材班の直撃後に沈黙を貫いてきた女子大生・Xさんが、今回、あらためてインタビューに応じた。本誌独占の120分インタビュー、第1回でXさんは「吉川議員が18歳という年齢を知っていたこと」「愛人契約を持ちかけられたこと」を明かした。続けて、2人が焼き肉店からホテルへ移動した時のことについて話が及んだ。【全3回の第2回。第1回から読む】(聞き手:ジャーナリスト・赤石晋一郎)
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──汐留の焼き肉店からお台場に向かうタクシーの中ではどんな会話をしましたか。
「吉川さんは『ニーハイ(膝上まである靴下)、久しぶりに見た!』とテンションが高い様子でした。『初デートだしバーで飲もう。グイっと行かないと』とも言われました。そうしたら、吉川さんの携帯に電話がかかってきて、どこかの議員がコロナにかかったという話をしてました。吉川さんは『チューとか濃厚セックスでもしたんだろ!』とか大きな声で話していて、本当に下品でした。国会で吉川さんが許されているのも、きっと同じようなことをしている議員がいっぱいいるんだろうな、と今改めて思いますね」
──なぜ、お台場ではバーではなくホテルの部屋までついていったのですか。
「コロナのせいかバーが休業中で、吉川さんが『部屋で飲もう』と言い出してチェックインしました。私もつい、ついていってしまった。これが普通の人なら、絶対について行かないのですが。相手は無名とはいえ国会議員だし、下手なことはしないだろうと思っていました。私も好奇心が強い性格なので、議員がどんなことを話すのか、興味がありました。でも、結果的にはつまらない人でした……。吉川さんにはどうして議員になったのか、日本を変えたいという思いがあるんですか? とかも聞いたのですが、『特にない』といった答えで……」
──ホテルの部屋の中ではどういう展開になったのですか。
「吉川さんが『ルームサービスで酒飲もう』と言い出して、お酒を注文し始めました。そして唐突に言われたのが『エッチしていいの?』という言葉でした。私は経験がないからと拒否したのですが。すぐにシャワーを浴び始めて、湯舟を溜め始めていました。経験がないと何度も言ったのですが、構わず『なんか抱きたくなってきた。変に下手な奴とするより、俺のほうが痛くないだろう』とか食い下がってきて。あまりにしつこくて、部屋に来たことを後悔しました」
──吉川氏と滞在したホテルの部屋で起きた出来事について、どう感じていますか。
「気持ち悪かったし、本当に嫌な気持ちになりました。議員がそういうことをするのかというのも驚きでしたし、吉川さんはそういう趣味の人なのかとも思いました」
──週刊ポストの直撃取材に、ホテルの中で吉川氏にされたことを少し答えていましたが、改めてどういうことをされたのでしょうか。
「抱きつかれて服を脱がされました。私も断るのが苦手で強く拒めなくて。やめてくださいとは何回も言ったのですが、吉川さんは『オッパイとか揉んじゃうのはいい?』と、どんどんエスカレートさせていった。胸まで舐められて……。私も焦ってしまって過呼吸になってしまって……どうしていいかわからず。
『年の差があるから、お小遣いしかないじゃん』とも言ってきて、お金を提示してまで関係を持とうともしてきました。私が迂闊だったと、すごく後悔しました」
ホテルでティッシュを集め始めた
──彼の行動を中断することはできたのですか?
「ちょうどルームサービスが来たので助かりました。私がトイレに籠っていると、『泣くな。オッパイ揉んじゃって御免なさい。オレ、乳揉むのが好きなんだよ』と、謎の言い方で謝られました」
──でも、その後も異常な行動が続いたわけですね。
「はい……。ティッシュを集め始めたのです。吉川さんは全裸。そして『おじさんムラムラしちゃったから、手で頑張ってくれる』と腕を強く引っ張られました。無理だと思い、全力で振りほどきました。そうしたら『胸を見せて』とか言ってきて自慰行為をはじめて……。気持ち悪く背を向けました……。あまりにキツくて直視することができませんでした」
──吉川氏の一連の行動は「性加害」であり、刑事事件として訴えていいレベルの事柄という指摘もありますが、どう思いますか。
「とても嫌な出来事だったし、とても気持ち悪かったのは事実です。思い出しましたが、私が目を背けていると自慰行為をしている吉川さんから『いっちゃっていい? いっちゃっていい?』という言葉も投げかけられました。本当にキモかったです」
──行為を終えたあとの吉川氏はどんな様子だったのでしょうか?
「果てた直後に携帯に電話がかかってきて、不機嫌になりながらも『吉川です!』と出て、仕事の話などをしていました。凄いタイミングで電話がくるなぁと。でも、電話が終わるとすぐに『けっこう乳小さいな』とか言われて。本当に常に下品だし、意味がわからない……」
──酷いですね。そんな暴言まで……。
「しばらく気まずい空気になって……。そりゃ、私が過呼吸になったり、トイレに籠ったりしたので空気は悪くなりますよね。それで、何を始めるかと思ったら吉川さんは怪談話を披露し始めました。もしかしたら場を和まそうとしたのかもしれませんが、なぜ怪談なのかもわからないし、ほんとうにつまらない話で……」
──趣味が落語だから、そういうネタがあるんでしょうかね。
「なんで怪談なんでしょうか。最後には『今日の過呼吸面白かったよ。世の中には変な奴がいるから気を付けたほうがいいよ』とも言われて。何と言っていいのか……」
(第3回へ続く)
【プロフィール】
赤石晋一郎(あかいし・しんいちろう)/「FRIDAY」「週刊文春」記者を経て2019年よりフリーに。近著に『韓国人、韓国を叱る 日韓歴史問題の新証言者たち』(小学館新書)。『元文春記者チャンネル』をYouTubeにて配信中。
※当記事は週刊ポストとジャーナリスト・赤石晋一郎氏とノンフィクションライター・甚野博則氏が運営するYouTube「元文春記者チャンネル」との合同取材となっております。「元文春記者チャンネル」の甚野氏 によるXさんへのインタビュー動画はYouTubeで配信中。
掲載:https://news.yahoo.co.jp/articles/5d47878118159cfab82ab130f7f77cae01bac2fe?page=1
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